• 2015.04.26 Sunday
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海へ行こうぜッ 後編
サクとヒューと一緒に海へ行ったハナシダ。
遅くなって悪いナ(汗

2007、10、31の記事に前編はあるゾ

前編←クリックで前編が見れます
「……焼き狐っ?!」
「アホ言ってないで足動かすゾッ!!」

灼熱が照りつける砂浜は白いとはいえ充分な熱を持って肌を焼く。
海までの距離は約100メートル程
数秒でたどり着くとおもいきや慣れない足場にもたついてなかなか進み辛い

熱は容赦してくれずに焼いていく

主に足の裏を

「「―――ッ!!」」

もはや言葉にならない

熱いを通り越して痛い
焼かれる実感は貴重でもできれば遠慮したかった

走る
走る
全力で走る

「「もう少しッ!!」」

バシャッ

必死に走る二人は正面から見ればさぞ愉快な顔をしていただろう。
ようやく冷たい波に足を浸し、二人は止めていた息を吐き出した。
急激な温度変化に鳥肌が立つが焼かれるのに比べればマシだ。
約十秒間、耐え抜いた二人は大きくため息をつく。

「…水がこんなに有り難いのは初めてだナ……。」
「…同感だ。」

ノリで感涙しそうだ。

おちついた所で改めて足りない一人に思い至った。

「……………サク?」

逆パンダ原始三人組からの仲間だ、足りなければ意味がない
振り返りもと来た道を探す

「………ァ゛…?」
「二人とも早いですね。」

二人は一瞬絶句した。
そこには、のほほんと余裕で歩み寄るサクの姿

歩み寄っているのだ、あの灼熱の砂浜を、のほほんとッ←重要

「サ、サクっ平気なのかッ?!」

思わず心配するヒュウガにケモノは我に返る

「………………………………サンダル?」
「……ぇ…。」
「流石ディス、鋭いですね。」

サクの足にはちゃっかりと装備されたサンダル。

「Σ用意周到ッ!」
「……怒れヨ。」

怒るどころか感心するヒュウガにディスまで怒る気が失せた。

「ズルいだけだと思うナァ…。」
「(素足で行くなんて)本当に二人は元気ですね。」

あまりに輝かしい笑顔にディスは腹黒の意味を込めて逆パンダ…と呟いたとか呟やかなかったとか。

◆食事の後はスイカ割りッ!

朝に出発して昼に到着した三人。
そのまなし崩しに遊んでいたのだが、ふと慣れ親しんだ音が耳についた

ぐ〜キュルルル…ッ

「「…………。」」
「うっ…、//」

見事な音色を奏でたそれにサクとディスは目を合わせる

まごう事無き腹の音
演奏者:ヒュウガ

「…お、お腹すいたなっ!///」

激しく照れるヒュウガに二人は昼下がりの太陽を見上げる
傾きかけた太陽は遊びはじめて数時間が経過している事を教えてくれた

「……確かに腹減ったナ…。」
「そう言えばお昼食べていませんね…。」
「…食うカ。」
「Σじゃぁ、早速準備だっ!」

わくわくと嬉しげに砂浜に上がるヒュウガに三人はそのまま食事準備に入った
メニューはパラソル下でのバーベキュー
つつがなく食事終了した三人は冷やしていたスイカに向かう

「……充分冷えてるゾ。」

しかし、スイカセットしてから問題が浮上した

「ただ割るだけじゃ面白くありませんね。」
「冒険者じゃ気配でわかるよナ」

冒険者は戦闘能力の高さから気配にも敏感だ

「どうです、ヒュウガを埋めませんか?」

すごい笑顔が眩しく黒いです。サクさん。
これにはヒュウガもたじたじ。

「Σぇっ、遠慮するぜっ!ディスこそどうぞだっ!」
「遠慮スるなって、ナ。ヒュー(超笑顔」

そうして追いかけっこが開始した。

海辺であははうふふはカップルのみ
彼らの場合は全く違う。

「アハハハハハッ!追いかけたくなるノはケモノの習性だゾッ!ヒューッ!!」
「ΣΣギャァぁーーーーーーーッ!!」

逃げるの必死、追うのも全力

「………ぁ、このスイカ美味しいですね。」

和むはサクばかりなり

合掌。

◆最後の思い出は?

決死の追いかけっこは日が暮れるまで続き、軽い夕食を済ませた三人
この日はキャンプ用品持参で野宿は確定だ。
走り回った分、なにをするでもなく休憩しているのだが

「イイモン見る気ないカ?」

突然、ディスは二人を見た

「なんだなんだ?」
「?、なんですか?」
「ついて来ナ?」

笑いながらテントから出るディスに疑問符を浮かべて二人は付いてくる
月明かりが強い日を選んだ為か夜でも足場はちゃんと見える。

「気をつけろヨ?」
「だっ、大丈夫だッ!」

比較的暗い所を選んで通るディスに二人は普通について行く。
足場が悪くなってきたようだ。波の音が大きく感じる。

「どこに行くんだ?」

わくわくした声にケモノは笑って応えない

「……ついたゼ。」

一際明るい出口を出て二人は息を飲んだ。

それは夜の海

それも暗いだけの海でなく、闇に慣れた目には眩しいくらいの明るく大きな月。
波は僅かに月光を反射して、とりかこむように視界いっぱいに広がる星空は吸い込まれそうだ。
足元にすこし海水がかかるがお陰で波音が強く『海に居る』実感がもてる。

「Σすごーーーッ!」
「…ッ、…綺麗ですね。。。」
「日が暮れてる頃に星が見えてたカラナ。ひょっとシて?と思ったンだよナ。」

感動する二人にディスは得意げだ

「……また遊びたいな。もちろん三人で。」

ヒュウガの言葉に二人は頷く

「そうですね。」

和む三人はこの日の思い出に笑顔を浮かべた。

「……ソロソロ戻るカ。満ち潮で危……。」

襲う高潮

「Σぶっふぅッ!!」
「Σごふっ!」

つまずくディスとヒュウガ

「………ぁ。」

そして 満ち潮でこけた。

「ヤベッ!!;;」
「Σちょっ!ディス!危ないぞッ!」

さらわれかけた事まで含めて良い思い出。
  • 2015.04.26 Sunday
  • 11:59
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