• 2015.04.26 Sunday
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100題
許可を頂いたので……

息抜き執筆です。

宜しければお楽しみください。

……スランプ中ですが…;;


021:音が響く
「……♪」

「……。」

何がしたいのだろうか

頭の隅で思いつつ
女は自由に動く手でハーブティーに口を付ける

彼女は、お茶会に招かれていた。

所属旅団のお祭り

飢えたケモノに
とりあえず焼き鳥を買い与えた数日後である

「礼も兼ねて…良ければ来ないか?」

「ほんまにありがとう♪」

笑みと共に彼の恋人達に誘われ
断る理由も無かったからなのだが

「「………。」」

二人の視線が痛い

「…お二人が見ていますよ?」

「〜〜♪」

ぐるるるる♪

後ろから抱きつかれている…と言うより
半ばのしかかる形のケモノは
話を聞いているのかいないのか…
上機嫌に喉を鳴らしていた

「……。」

別に、無理に引き剥がすのもどうかと
されるがままなのだが…

何度も言うが視線が痛い

限り無く 痛いのだ

―― ……どうしましょうか……

理由不明ではあるけれどケモノは別に
己に如何こうシようと
しているわけでなく
単に「懐いている」状態に近い

長い腕は回した時点で
胸に当たってもおかしく無いのだが

わざと当たらぬように
気を使っているフシすらある

―― ……。

どうにかなるだろう

身の安全は保証されている

面倒なので引き剥がすのは早々に諦めた

視界の隅に
武器を取り出す牙狩人の姿を捕らえるも
悠々とカップを置く

「…………。」

青筋を立てた牙狩人は矢をつがえ
「床に向かって」放った

「……ッ!」

びくりと ケモノは動かなくなる

「………。(なるほど…」

アビリティ:影縫いの矢
影に矢を刺し相手を動けなくする術である

「……。」

近づいてきた細い手に引かれ
ケモノの腕から脱出する

肩越しに見れば
何かに抱きついたような格好のまま
彼は動きを止められていた

「………。」

それを見つめるは恋人の狐ストライダー

「………。」

どうしたのだろうと見守れば

「……。(すぽっ」

「Σあっ! ヒサメさんズルイッ!!」

腕に収まる狐スト

「……(平和ですね…。」

幸せそうに尾を振り
ケモノの腕に頬寄せるヒサメと
騒ぐユキを眺めながら目を細める

ケモノの好んだ彼女の髪

シーアスと共生する
金木犀が香る小屋からは


いつまでも音が響いていた


」」」」」」

スランプ中です

許可を頂いたシーアス殿には感謝を!!

裏テーマは「自分も」

  • 2015.04.26 Sunday
  • 21:09
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